そして、昨年11月に2枚組全35曲というボリュームでリリースされたアルバム『replica』は、Vaundyが生み出してきた音楽を総括するような大作となった。
その後も止まることなく進み続け、今秋からは大規模なアリーナツアーに挑もうとしている今、あらためてVaundyというアーティストを形成してきたものを紐解きながら、今現在の彼のモードを探ることで、ポップミュージックの旗手として走り続ける表現者の自画像を浮き彫りにする
2024年8月20日発行
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2019年にリリースした「東京フラッシュ」で注目を集め、飛ぶ鳥を落とす勢いでポップミュージックシーンの最重要人物としての地位を確立したVaundy。美術系の大学で学んだ経歴を活かし、MVやビジュアル制作においても才能を発揮し、音楽シーンのみならず、カルチャーシーンで縦横無尽に活躍している。弱冠24歳にして音楽やカルチャーの最前線を走る彼の原動力はどこに存在し、その眼差しの先には何があるのか。本号はそんなVaundyの知られざる魅力を浮き彫りにする、全50ページの特集です。
彼の血肉となった音楽、書籍、映像作品から、制作活動にとって欠かせない楽器や機材、さらには彼の日々を彩るプロダクトを紹介。幼少の頃からものづくりに夢中だったというVaundyがどんなモノと出会い、創作活動の糧としてきたのか、“Vaundyの来歴”を明らかにする。
在学中にデビューを果たして以来、ポップミュージックシーンの旗手を担い続けるVaundy。昨年リリースし、自身のキャリアにとって一つの区切りとなった2ndアルバム『replica』で提示しようとしたことをあらためて紐解くと共に、ものづくりにかける彼の想い、そしてこの先に目指すクリエイターとしての理想の在り方とは。1万字にわたってVaundyの脳内を徹底解剖する単独インタビュー。
楽曲制作にとどまらず、パッケージやグッズ、MVのアートワークなどトータルプロデュースを手がけてきたVaundy。今年7月に開催した幕張メッセでのライブ「HEADSHOT」に仕掛けられたクリエイティブの秘密や、自身にとっての「ライブ」という表現の意義とは。さらに、最新作「ホムンクルス」と「Gift」のMVでは、2曲を通して1つのストーリーを紡いでいく新たな表現技法に挑戦。 MV制作をめぐるVaundyと俳優・山田孝之、映像監督・関和亮の鼎談も掲載。そしてマルチクリエイターとして生み出してきた数々のクリエイティブをあらためて振り返り、それらに込められたものづくりへの想いを紐解いていく。
文 戌井昭人/写真 浅田政志
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