SWITCH Vol.38 No.6 特集 うたのことば

特集 うたのことば

印刷された歌詞の一行一行を目で追い、
噛み締めながら、その歌の世界に入り込んでいく。
かつては誰もがそうやって歌を聴き、
その体験をとおして自分だけの特別な歌を見つけていった。
歌詞のひとつひとつに目を凝らし、耳を傾け、心でそのすべてを感じ取る。
大切なうたを深く、味わい尽くすための道しるべとしての「うたのことば」特集――


松本隆/佐野元春/aiko/岸田繁/川谷絵音/中村佳穂


2020年5月20日発行


SWITCH Vol.38 No.6 特集 うたのことば

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「音楽サブスク」の台頭で歌詞カードを見る機会が激減した現代。本特集は印刷された歌詞を目で追い、音楽を聴く喜びを再び伝えるべく、各世代を代表するアーティストに、自ら紡いだ歌詞や、影響を受けた歌の歌詞についてのインタビューを敢行。さらに20名にも及ぶ多ジャンルの表現者たちがお気に入りの1曲について語ります。まさに令和の「歌本」として、紹介楽曲全50曲の歌詞を全文掲載するという、異例の音楽特集です。





INTERVIEW
松本隆[そのことば、漂うように]
4月6日、芦屋。コロナ禍の中、松本隆は「SWITCH」の特集のために特別に取材を引き受けてくれた。水彩のように淡い風街という舞台で、松本隆は架空の物語を記していく――。はっぴいえんどからはじまる松本隆の作詞家としての人生の軌跡を紐解くロングインタビュー。





さらに「BEST 10+1 松本隆自選作詞」と題し、2400曲を超える松本の作詞曲の中から珠玉の11曲を、松本自ら特別解説






「うたのことば」が生まれるまで
本特集のために超豪華アーティストが集結。歌の作り手にとって、歌詞の書き手にとって、そのことばはどのようにして生まれてくるのか。彼らが語る自身の作詞の秘密と、自らが選ぶ影響を受けた歌の歌詞について。「歌詞」という表現の根底にあるものに迫るアーティストインタビュー。





LONG INTERVIEW
佐野元春[未来をも凌駕するノスタルジー]
コロナ禍のいま、佐野元春の歌はリスナーに勇気をもたらす。今こそ聴くべきとSWITCHが考えた「この道」「経験の唄」「君がいなくちゃ」のこの3曲を軸に、佐野元春デビュー40周年のソングライティングを紐解く。





INTERVIEW
aiko[その“瞬間”を描き続ける]
瑞々しい恋の始まりから、儚い恋の終わりまで。aikoが紡ぐ歌詞は聴く人すべての恋心に寄り添い、刺さる。ストリーミングが解禁され、より彼女の歌が身近になった今だからこそ訊く、“aikoの詩”が生まれるまで。





INTERVIEW
岸田繁[それは自動書記のように]
「むしろ言葉の時代は終わったんじゃないかと自分では感じている」、そう岸田繁は語る。その発言の裏には岸田の歌詞に対する真摯な思いと、“音楽”への謙虚な姿勢が深く込められていた。





INTERVIEW
川谷絵音[ “詩”とは違う“歌詞”]
驚異的なペースで数々の楽曲を生み出し続ける川谷絵音。思わず口ずさみたくなる歌詞とメロディ、心に浮かぶ情景。まさに職人技とも言える川谷絵音の作詞術における、一音一音に対する凄まじいまでのこだわりとは。





INTERVIEW
中村佳穂[日常に点を打っていく]
いま最も注目の新世代シンガーソングライターの一人、中村佳穂。リズムとメロディと完全に一体となった唯一無二の“ことば”に秘められた意味とは? 彼女の音楽的ルーツを辿りながらその秘密を探っていく。





FAVORITES
わたしの特別なうた
俳優、お笑い芸人、映画監督、写真家etc…表現者たちの心の中にある「特別なうた」はどのようなものなのか。そしてなぜその歌詞は彼らに“刺さった”のか。表現者20人に訊く“わたし”の1曲。

出演:池田エライザ/今泉力哉/emma/奥山由之/くっきー!/佐久間由衣

高橋茂雄/濱田英明/樋口毅宏/福士リナ/文月悠光/三浦透子/満島真之介

三宅唱/村上虹郎/燃え殻/森本千絵/柳楽優弥/やついいちろう/山田健人(50音順)




【CONTENTS】
012
松本隆[そのことば、漂うように]
水彩のように淡い風街という舞台で、松本隆は架空の物語を記していく――。
はっぴいえんどからはじまる松本隆の作詞家としての人生の軌跡を紐解くロングインタビュー

026
BEST10+1 松本隆自選作詞
作詞家人生50年、2400曲を超える作詞曲から選ばれた珠玉の10曲+1曲を自ら解説

034
ESSAY 松本隆
ぼくたちにとっての伝統の問題 僕らの「日本」をみつけよう

―――――

036
「うたのことば」が生まれるまで
歌の作り手にとって、歌詞の書き手にとって、そのことばはどのようにして生まれてくるのか。
「歌詞」という表現の根底にあるものを問いかけるアーティストインタビュー

aiko[その“瞬間”を描き続ける]
岸田繁[それは自動書記のように]
川谷絵音[“詩”とは違う“歌詞”]
中村佳穂[日常に点を打っていく]
佐野元春[未来をも凌駕するノスタルジー]

068
私の特別なうた
誰もが心の中に「自分だけの特別なうた」を持っている。表現者20人に訊く“わたし”の1曲
emma/池田エライザ/今泉力哉/奥山由之/くっきー!/佐久間由衣
高橋茂雄/濱田英明/樋口毅宏/福士リナ/文月悠光/三浦透子/満島真之介
三宅唱/村上虹郎/燃え殻/森本千絵/柳楽優弥やついいちろう/山田健人

078
うたが聴こえる with BALMUDA The Speaker

―――――

080
LISTEN, READ, and SING YOUR SONG!
曲をじっくり聴き、歌詞を読み、そして歌う。Spotifyの新機能「シンガロング」の楽しみ方を紹介

082
SWITCH INTERVIEW 第68回 ピーター・バラカン
[ブルーズへ]文:戌井昭人/写真:浅田政志
作家・戌井昭人が「いま、気になる人」の半生をひもとく好評連載

090
荒木経惟[傘寿]
今年で80歳、傘寿を迎えた写真家荒木経惟が日々の暮らしを撮った2020年最新作

098
寺尾玄[「あの感動」を取り戻すために]
ミュージシャンとしての顔も持つバルミューダ代表・寺尾玄が「BALMUDA The Speaker」にこめた思い

102
TIME TO BE MYSELF VOL.07 井浦新
OCEANUSの時計が刻む、自分に戻れる豊かな時間。俳優・井浦新にとってかけがえのない場所、映画館

104
銀杏BOYZ[DRAWING THE MUSIC]
6年ぶりのアルバム制作が佳境を迎えた峯田和伸が今この時だからこそ鳴らしたい音

106
藤原新也[新東京漂流]
私たちはいま時代のどこにいるのか――。藤原新也による2020年東京の現在に向けたモノローグ

114
MUSIC AROUND THE KITCHEN with BALMUDA
料理に音楽を添える楽しみを坂田阿希子と皆川明に訊く、小紙連載『おいしい景色』の特別編

―――――


【連載】
008 佐内正史[もどりどり]

110 皆川明・坂田阿希子[おいしい景色]

120 田尻久子・川内倫子[橙が実るまで]

125 THINGS WE LOVE
PRODUCT:GIORGIO ARMANI/FUJIFILM/CARAN D’ACHE
SPIRITS:中国醸造
SCREEN:TSUTAYA PREMIUM/AQUOS


*TIME TO BE MYSELF VOL.07 井浦新にてご紹介した「OCW-S50000AP-2AJF」は発売が延期となりました。

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