SWITCH Vol.41 No.6 特集:『怪物』が描くもの

是枝裕和がかねてよりその仕事に“羨望と畏敬の念”を抱いてきたという脚本家、坂元裕二。誰もが新作を待ち望むこの二人が初めてタッグを組んだ映画『怪物』が、まもなく劇場公開される。“満を持して”とも言うべきかたちで実現した二人の共同作業は、どのような推移を辿り、どのような作品として結実したのか

安藤サクラ/永山瑛太/是枝裕和 ほか


2023年5月20日発行


SWITCH Vol.41 No.6 特集:『怪物』が描くもの

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是枝裕和 × 坂元裕二、映画『怪物』を「SWITCH」が徹底特集
表紙巻頭は安藤サクラ。永山瑛太撮り下ろし&インタビューに加え、是枝裕和が初タッグとなった坂元裕二との共同作業、今作のキャストについて語るとともに、“特に思い入れの強い”坂元裕二ドラマ5選を語り尽くす合計1万3千字に及ぶ特別ロングインタビューを掲載




表紙巻頭:安藤サクラ
映画『怪物』の出演オファーを受けた時のことを「正直、怯んでしまった」と安藤サクラは振り返る。しかし、不安は杞憂に終わった――本作への出演に到るまでの過程と、撮影現場での時間を真摯に語るインタビューを掲載。まるで今にも物語が動き出しそうな、多彩な表情を見せるフォトストーリーにもご注目ください。




永山瑛太撮り下ろしフォト&インタビュー
坂元裕二脚本の作品で常に重要な役割を果たしてきた永山瑛太が、初参加の是枝組で実感した“二人の作り手のすごみ”を語る撮り下ろし&インタビュー。さらに物語の軸となる二人の少年を演じ切った若き俳優、黒川想矢、柊木陽太に訊いた演じることの手応えとは。映画『怪物』の企画・プロデュースを務めた川村元気と山田兼司のインタビューも




是枝裕和ロングインタビュー
『万引き家族』から5年。フランス、韓国と国外で続けて2作品を撮った是枝裕和が、久しぶりに日本を舞台に映画を撮った。タイトルは『怪物』。初タッグとなった脚本家・坂本裕二からそのプロットが届いたのは、2018年12月のことだった――。制作時の坂元裕二とのやり取りや、今作のキャスト陣との仕事、現場での撮影の詳細について語るインタビューを掲載。




是枝裕和、坂元裕二ドラマを語る
『怪物』での共同作業が実現する以前、是枝は「脚本家・坂元裕二」の仕事をどう見てきたのか――“羨望と畏敬の念”を抱いてきたというその手腕について、『それでも、生きてゆく』『Woman』など特に好きなテレビドラマ5作品を挙げてもらい、その魅力を語ってもらった。




岡田准一+綾野剛『最後まで行く』
エンターテインメントの可能性を追求した映画『最後まで行く』に込めた役者たちの思いとは。岡田准一と綾野剛の撮り下ろしフォト&インタビューを掲載。




高橋一生『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』公開を機に、その主演俳優がシリーズの“勝因”を語る。さらに演出家・渡辺一貴が語る、原作へのリスペクトを払いながら、適切な表現を模索し続けてきた胸の内とは。



生田斗真『渇水』
葛藤する一人の水道局員を演じた映画『渇水』。主演俳優生田斗真の撮り下ろしフォト&インタビューを掲載。さらに白石和彌が初プロデュースを務めた理由を語る。



※【お詫びと訂正】
特集[『怪物』が描くもの]P.108に掲載のブランド名に誤記がありました。
(誤)¥EYEVAN → (正)¥10 eyevan
関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。

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