広告写真からドキュメントまで写真界を縦横無尽に渡ってきた操上和美、現在85歳。操上和美にSWITCHが最初のアサインメントを提案したのは1988年のこと。ザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズの撮りおろしの依頼だった。全世界に先駆けての独占取材、SWITCHは彼に操上和美による撮影を提案した。テーマは「ジャズ」。即興で奏でるモノクロのポートレイトが風景とともに織りなされるドキュメント。キース・リチャーズ等身大の姿をそのまま描くことだった――
操上和美とSWITCHの物語は2021年の現在まで持続している。
最新の木村拓哉撮りおろし写真も含めて写真家の髄を特集する
COVER STORY 木村拓哉
荒木経惟 糸井重里 綾野剛 倉本聰
『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』
平野紫耀+橋本環奈 撮りおろしフォト&インタビュー掲載
2021年8月20日発行
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いよいよ公開となる木村拓哉最新主演作『マスカレード・ナイト』へと向き合う俳優としての姿勢とは。今回、劇中のとあるシーンで“アルゼンチンタンゴ”を踊る姿を披露した木村に触発された操上は、その美しい肉体を記録したいと願った。写真家・操上和美とのスペシャルなフォトセッションです。ご期待ください。
水と森。操上和美のカメラの前で自然と一体化していく綾野剛。服を着たままプールに入り水と遊び、広葉樹に溶け込み森を遊ぶ。操上のカメラが綾野剛の野性を開放した、ここでしか見られない圧巻のフォトストーリーです。
この場所を出ないといけない。そう強く思った操上は、24歳で写真家を目指し上京を果たした——ぜひ本誌にて。
1970年代半ばに二人は出会い、長きに渡って仕事を共にしてきた。糸井重里が付けた操上和美が1984年に上梓した写真集『陽と骨』のタイトルはどのようにして生まれたのか。言葉とは、写真とは、ものづくりとは。
7月、北海道富良野に操上和美とSWITCHは倉本聰を訪ねた。富良野に生まれ育ち東京へ出た操上和美と、東京を出て富良野に移り住んだ倉本聰と邂逅を果たすためだ。操上のカメラが捉えた倉本聰と富良野。そして倉本聰に創作とは何かを訊ねる(訊き手:編集長新井敏記)。さらに今年1月に北海道放送(HBC)にて放送された倉本聰と是枝裕和の特別対談を、番組には収めきれなかった部分も反映した形で再構成した完全版として掲載します。
8月20日公開の映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』より平野紫耀+橋本環奈が登場。ご期待ください。