COYOTE No.45 (メキシコが変えた二人の男)

ガルシア=マルケス、古川日出男

約50年前、一人のジャーナリストは、ニューヨークから車を駆って、這々の体でメキシコに辿りついた。全財産は20ドル、将来のあてなどなかった。だが男は、その土地に根を下ろすことで、作家として生成していく。男の名はガルシア=マルケス。世界中で今なお読み継がれる『百年の孤独』はメキシコで書かれた。2010年夏、作家・古川日出男はメキシコ・シティへと旅に出た。迷路のような巨大都市を彷徨うこと3週間、マルケスが見たメキシコの秘める土地の力を探して

2010年10月10日発行

COYOTE No.45 (メキシコが変えた二人の男)

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1,540円 (うち税 140円)

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■ travel writing ガブリエル・ガルシア=マルケス「メキシコへ帰る」__ 訳=久野量一 絵=信濃八太郎
■ travel story 「やあガブリエル、と僕は言った。ゼロからはじめるよ。」__文と写真=古川日出男
■ El Coyote Tiempo ガルシア=マルケスがメキシコに暮らし続ける理由
■ Travelling with Books メキシコでマルケスを震撼させた作家フアン・ルルフォを読む__伊藤比呂美
■ We Love Mexico! 谷川俊太郎/水木しげる/五味太郎/星野智幸
 TEQUILA SISTERS/尾形一郎/緒川たまき/OKUMURA/政井マヤ
■ El Norte 北へ行った者たちのことば
  サルヴァドール・プラセンシアに会いにLAの東へ __文=阿久根佐和子 写真=大森克己
■ ギャングが惑星に戦いを挑むとき
 『The People of Paper』をめぐって 対談 サルヴァドール・プラセンシア×藤井光
■ story マルケスが愛した一篇
 アーネスト・ヘミングウェイ「雨のなかの猫」__訳=柴田元幸 絵=塩川いづみ

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