SWITCH 30th Anniversary 新しくジャーナリズム宣言。Magazine for The New-Journalism

SWITCH 30th Anniversary
新しくジャーナリズム宣言。
Magazine for The New-Journalism

 カルチャー&インタビューマガジン「SWITCH」〈スイッチ〉は2015年創刊30年を迎えます。「根源」や「変化」というふたつの相反する意味を含んだSWITCH、その言葉に導かれ、私たちはさまざまなジャンルの表現者を雑誌で特集してきました。

 今どこで何が、私たちの関心は音楽、映画の表現者はもとよりその表現を支える最先端テクノロジーにまで及んでいます。表現者は、今がどんな時代か、これからどこに向かうのか、時の軌跡として作品を心に刻んでいきます。

 雑誌は今こそ多様な表現手段ととともに生きて、新しい波を受けジャーナリズムの姿勢を持って泳ぎ続けることだと思います。SWITCHの考えるジャーナリズムとは、同時代の生きる人々の姿勢を広く世界に知らしめる役割を担うもの。雑誌は新しい出会いを提供し、まさに今からはじまる物語を伝えること。時代を作る鮮やかな個人を追いかけた創刊時のテーマは今もなお変わらぬ姿勢です。

 私たちは紙でしかできないことをこれからも形にしていこうと思っています。
SWITCHが大事にするのは、アクション、クオリティ、シンプリシティ、この三要素です。

 雑誌は表現者のたんなる受け手ではない。共伴するもの。ともに創り出すもの。より質の高い生活を目指すために、それこそがSWITCH、「根源」と「変化」を自らに求める旗手であろうとする想いです。

新しいSWITCH始まります。

                       SWITCH編集長新井敏記