10 days 行商日記 in New York #day2


10 days 行商日記 in New York

今年6月、安西水丸さんのシルクスクリーン作品をまとめた『ON THE TABLE』が出版社Baciから刊行された。
Baci代表の内田有佳さんは新刊を胸にNYへと旅立った。
届きたてほやほやのNYでの行商風景をお届けします

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#2日目
初めてのブルックリン。




ニューアーク・リバティ国際空港、到着。現地時間は夕方5時。まだ日が高い。機内では一睡もできなかった。おかげで『手のひらのトークン』を読み進めることができたけれど半分のところでお預け。残りはニューヨークで読むことにした。

ニューアーク空港から宿をとったブルックリンへは、マンハッタンを横切って行くことになる。空港からはUberを使ってタクシーを呼んでみることに。日本ではまだ使っている人をあまりみないけれど、ニューヨークではUberがないと不便なんだそう。で、使ってみるとすごく簡単。本当に迎えが来て、なんだか感動する。





トルコ人のタクシーのおじさんはお喋り好きで、気づけば遠景だったマンハッタンを通り過ぎ、ブルックリンはもう目の前に。雑誌や本でブルックリン特集を見かけるけれど、私の中では映画『SMOKE』の印象が一番強い。今のブルックリンに、あんなタバコ屋は残っているのだろうか。





今回の宿はAirbnbで選んだ。Uberといい、Airbnbといい、初めてニューヨークに来た2002年には想像もできなかったこと。家主はカナダ人とニューヨーカーの気さくなカップル。部屋には人懐っこいこんな子もいた。




『ON THE TABLE』20冊をクローゼットの引き出しにしまう。損傷がなくてほっとする。

ベッドルームは大通りに面していて、隣の店から爆音のクラブミュージックが流れ込んでくる。時折、ブルルルルーンと豪快なバイク音。ここがブルックリンだということは部屋にいても感じられそうだ。書店巡りは明日から。とにかく今日は寝ます。


つづく。

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《 INTERVIEW 》
-- 安西水丸『ON THE TABLE』ができるまで --
Baci 内田有佳さん

インタビューはこちら

《プロフィール》
内田有佳  うちだ・ゆか
1982年生まれ。編集者。Baci代表。 大阪芸術大学映像学部を卒業後、編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのエディターとして活動する。2016年、出版レーベルBaci(バーチ)を立ち上げる。
http://bacibooks.com/




安西水丸
『ON THE TABLE』
2014年に急逝したイラストレーターの安西水丸。アトリエに残された作品を整理するなかで見つかった個展のためだけに制作された、シルクスクリーンの作品をまとめた一冊が完成。
詳細はこちら


《関連イベント》
『ON THE TABLE』刊行記念トークイベント

<出演>
前田晃伸(デザイナー・アートディレクター)
山杉夫(イラストレーター)
内田有佳(編集者・Baci代表)

ゲストは『ON THE TABLE』のデザイナーを務めた前田晃伸さんと、安西水丸塾で学んだイラストレーターの山杉夫さん。この美しい一冊ができるまでのストーリーや、安西さんの作品についてじっくりと語っていただきます。

<日程>
2016年9月23日(金)18:30 OPEN/19:00 START
<会場>
Rainy Day Bookstore & Cafe
東京都港区西麻布2-21-28 スイッチ・パブリッシングB1F

イベント詳細はこちら


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